町まちコア

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まちコアの採点の仕組み

5カテゴリ500点満点の配点設計とアルゴリズムの全体像。詳細な配点はカテゴリ別の詳細ページで公開しています。

生活インフラの「自然公園地域(国立・国定・県立)」

現在のデータ名「自然環境アクセス」は、国立・国定・県立の自然公園地域への9調査地点の該当を集計した指標です。都市公園(都立公園や市区町村の公園)は含みません。自然公園地域への該当がない市区町村の点数は面積で決まります。

地点数の元の値が保存されている場合だけ「該当地点 / 9 地点」を表示します。未保存の場合は点数から推測しません。身近な公園の数や徒歩での行きやすさを示す指標ではありません。

採点フロー

  1. 自治体ごとに、市域(国土数値情報 N03)と人口集中地区(DID)をもとに 9 点のサンプル地点を設定
  2. 各サンプル点で防災・交通・生活インフラなどの指標を一次データから取得
  3. 指標を配点設計書 v1.0 の配点と重み付けに従って集計
  4. カテゴリスコア(100点満点)× 5カテゴリ = 500点を算出
  5. 満点に対する比率で S/A/B/C/D のグレードに変換 (S: 90%以上、A: 80〜90%、B: 60〜80%、C: 40〜60%、D: 40%未満)
  6. 元データの更新に応じて再計算

月次の再計算は、計算日の古い約30自治体を対象とします。全自治体が同時に更新されるわけではありません。 各ページに表示する計算日と、元データの公表・改訂日は異なります。

防災データの検索範囲と、現在の訂正について

洪水・高潮・津波・液状化などは、調査地点と公表区域が重なるかを調べています。 土砂災害は周辺を検索する別の方法で、地点が区域内にあるかの判定とは異なります。

土砂災害の区域を検索するときに、距離の制限が適用されない不具合が見つかりました。 現在の掲載値には修正前の検索結果が含まれます。地域の状況は公式ハザードマップで確認してください。

修正後は、調査地点から土砂災害の区域までの最短距離が425m以内かを判定する予定です。 これは検索上の距離で、防災上の境界や避難の判断基準ではありません。 11月上旬の再計算と検証が完了してから、掲載値と説明を更新します。

主要データソース

  • スコアの計算に使うデータ。浸水想定区域などのハザード情報、地価公示・不動産取引価格、学校・保育園・医療機関・図書館の位置、駅別乗降客数、用途地域、将来推計人口など
  • 市区町村の境界(行政区域)と人口集中地区。スコアを計算する9地点の位置決めに使用

この手法の限界

点数を公開する以上、その点数がどこまで信頼できるかも同時に示すべきだと考えています。 現時点での手法上の制約を、隠さずに記載します。

1. サンプル点は市域の全体をカバーしていません

9 点のサンプル地点は、市域(国土数値情報 N03)を 3×3 に分けて置きます。人口集中地区(DID)が市域の 7 割未満の自治体では、人が住んでいる範囲を測るために、地点を DID 側に寄せるか、DID の中だけに置きます。 そのため、面積の広い町村では市街地の特性が強く反映され、郊外部や山間部の状況は点数に十分反映されていません。
また、DID が細長い自治体などで、9 点のうち座標が重なるものがあります(2026 年 10 月時点で 42 自治体)。該当する市区町村のページでは実際の地点数を表示し、重なりが無いように抽出方法を見直しています。
ただし、公開中の全自治体に同一の手法を適用しているため、 自治体どうしの比較は同じ条件のもとで行われています。
設計上は、市域ポリゴンと人口集中地区(DID)にもとづく全域サンプリングへの移行を予定しています。 移行時は全自治体を再計算するため、スコアは変動します。

2. 一部の自治体で面積・市街化率に暫定値を使用しています

面積と市街化率は、一部の自治体で暫定値を用いています。 面積は生活インフラの一部指標(緑地の評価)に影響します。 こちらも全域サンプリングへの移行に合わせて実測値へ置き換えます。

3. 市区町村単位のため、同じ市内の地域差は表現できません

まちコアの点数は自治体全体の傾向を示すものであり、特定の住所や物件の評価ではありません。 同じ市内でも、駅前と郊外では状況が大きく異なります。

4. 数字にならないものは測っていません

街の雰囲気、住民の人柄、住んでいる人の満足度は、公的統計として存在しないため扱っていません。 詳しくはまちコアとはをご覧ください。

配点の内訳をどこまで公開しているか

各カテゴリを構成する指標名と、その満点・獲得点は、自治体ごとのカテゴリ別ページで 公開しています。たとえば防災であれば「洪水浸水リスク 22.5 / 25」のように、 どの指標で何点を取ったかを確認できます。用語集では、各指標が何を意味するかを一次情報にもとづき解説しています。

一方で、配点設計書そのもの(各指標の重み付けの根拠や、閾値の決め方を記した 社内ドキュメント)は、現時点では公開していません。公開の可否は検討中です。