まちコアとは
国が公開しているのに、ほとんど誰も読まないデータがあります。 まちコアは、それを暮らしの言葉に翻訳するプロジェクトです。
なぜ、まちコアをつくったのか
ハザードマップ、地価公示、学校基本調査、医療施設調査。 住まい選びに関わる情報の多くは、すでに国や自治体が公開しています。 情報が足りないわけではありません。
足りていないのは、翻訳です。PDFとCSVのまま置かれた数字を、 引っ越し先を探している人が読み解くのは現実的ではありません。 「液状化危険度 ランク4」と言われて、それが自分の暮らしに何を意味するのか、 すぐに分かる人は多くないはずです。 まちコアは、この「公開されているのに、届いていない」状態を埋めるために生まれました。
私たちは、不動産を売りません
まちコアは、不動産の売買・仲介・広告を一切扱いません。 特定の物件や事業者へ送客することもありません。
だから、「この街は交通の便がよくありません」「この地域は水害リスクが高い」と、 データが示すままに書けます。 低い点数を高く見せる理由が、私たちには一つもないからです。
まちコアは株式会社FiveVaiが、オープンデータ利活用の実証プロジェクトとして運営しています。 収益を目的にしていないことは、私たちが数字に対して中立でいられる理由そのものです。
「コア」という名前について
地質調査では、地面を垂直に掘り抜いて取り出した円柱状の試料を「コア」と呼びます。 表面を眺めるだけでは分からない地層の重なりが、コアを見ると一目で分かります。
街も同じだと考えています。 知名度やイメージの下には、防災、教育、交通、資産価値、生活インフラといった層が積み重なっています。 まちコアが目指しているのは、街を垂直に掘って、その断面を見せることです。
何を測り、何を測っていないか
まちコアの点数は、公的データから機械的に算出した「測れるもの」の集計です。
- 測っているもの
- ハザード情報、施設の分布と距離、地価の水準と推移、人口動態など、 公的統計として存在する事実。
- 測っていないもの
- 街の雰囲気、住民の人柄、実際に住んだ人の満足度、通う店の居心地。 これらは数字にならないため、まちコアは扱いません。
点数の高い街が、あなたにとって良い街とは限りません。 まちコアは判断の材料であって、判断そのものではないと考えています。 採点の手順と使用データは採点の仕組みで公開しており、現時点での手法上の限界も同じページに明記しています。
5つの採点軸
- 防災(洪水・津波・液状化・土砂災害など)
- 教育(学校数・児童教員比・学童保育など)
- 交通(駅アクセス・都心接続・路線多様性)
- 資産価値(地価水準・10年変動率・用途地域)
- 生活インフラ(医療・商業・緑被率)
運営
- 運営会社
- 株式会社FiveVai
- 代表取締役
- 花井 美智子
- まちコア運営責任者
- 内田 洋靖(COO) — 企画・データ設計・記事編集
スコアの算出は自動化していますが、採点軸の設計、各指標の定義、 公開する文章の方針は人が決めています。 ご意見・データの誤りのご指摘は運営者情報の窓口までお寄せください。